自動チューニングの指定方法と指定ファイルの内容

ABCLib_DRSSEDにおける自動チューニングは、ライブラリルーチン毎に決められた名前をもつファイル(指定ファイル)で指示します。

以下に、各ライブラリルーチンと対応する指定ファイル名をのせます。


また指定ファイルに記述できる内容は、以下の通りです。なお指定ファイルには、以下の記述を含め、最低80文字以上の空白を入れてください。


以下に、指定ファイルの記述例をのせます。


例1:  -autotune yes  -starttunesize 100  -maxtunesize 8000
    -tunestride100 100  -tunestride1000 1000  -ort MGS  -print yes



例1の記述では、行列サイズ100次元から1,000次元までは100刻みで,1,000次元を越える場合は1,000刻みで、8,000次元までの行列サイズをサンプル点にとり、インストール時自動チューニングします。


例2: -autotune no  -starttunesize 100  -maxtunesize 8000
    -tunestride100 100  -tunestride1000 1000  -ort MGS  -print yes



例2の記述では、直交化方式にMGS、ライブラリの内部実行時間を表示しつつ、ライブラリを実行することを指定します。自動チューニングはしないことを指定する。